画像処理付き卓上ロボットの塗布ニードル調整方法
岩下エンジニアリング㈱より借用しておりました画像処理付き卓上ロボットの、塗布ニードルの調整方法をご紹介します。
塗布ニードルは、塗布材料の交換時やニードル不具合(先端の詰まり等)の際に、交換作業が発生します。
交換の際に、ニードル先端の位置情報(高さ、XY位置)をロボットに設定しないと、せっかく画像処理機能で位置を補正しても思ったところと違う場所に塗布をしてしまうことになります。
このため、VisonSystemには簡単にニードル交換作業できるように、「ニードルアジャスト」機能が設けてあります。
- 基準ブロックの高さをレーザー変位計で計測
- 基準ブロックへニードル先端を移動して、作業者がロボットのヘッド部分に着いているマイクロメータで高さを調整する
- . 捨て打ち箇所へ移動して実際に塗布をする
※上記動画では実際の塗布はせず基準ブロックの角の部分に捨て打ち動作するように設定しています。 - 捨て打ち箇所へカメラが移動
- カメラに写ってる点塗布の中心に十字カーソルを合わせて、位置をロボットに覚えさせる。
※上記動画では基準ブロックの角に、点塗布の中心があるとして登録しています。